ケールはまずいが、効果が高い!

健康にいいといわれる青汁ですが、あの苦さがダメで続けられないひとが多いですね。葉っぱの青くささと苦さは、毎日喜んで飲める味ではありません。でもあの苦みこそが、青汁の大事な成分です。青汁によくつかわれるケールの健康効果を調べてみました。

苦い・まずいがケールの特徴

青汁の3大材料は、ケール、明日葉、大麦若葉です。どれも苦みがありますが、味は微妙に違います。

ケールは青汁の元祖で、70年前に遠藤 仁郎博士が青汁を日本中に広めた時もケールが主な材料でした。独特の青くささと苦みが強烈。おかげで「青汁=健康にいい=まずい」というイメージが定着してしまいました。

お昼の番組「笑っていいとも」で、罰ゲームとして青汁の一気飲みがあり、非常にインパクトが強かったですね。

スルフォラファンに抗酸化作用がある

ケールの苦みは、スルフォラファンという成分です。苦みと、ぴりりとする辛みのもとになっています。もっとくわしく言うと、スルフォラファンはファイトケミカルの一種です。ファイトケミカルとは、植物にある天然の化学成分のこと。最近注目され始めた成分で、解毒作用や強い抗酸化作用があります。いろいろな病気の予防効果を期待でき、今ではたんぱく質やビタミンなど6大栄養素につづく第7の栄養素と呼ばれています。

スルフォラファンはケールやブロッコリースプラウトに含まれていますが、ごく微量。毎日の食事だけでとるのはむずかしい。そこで、青汁などで効率よく取り入れる方法がいいんですね。

解毒作用と殺菌効果

ケールにはイソチオシアネートという成分もあり、殺菌作用が強いものです。大根おろしの辛みと同じもので、硫黄化合物の仲間です。

植物にあるあいだは、葉っぱを切られたりすると傷口をふさぐ役割をしています。食べ物として体内に取り込まれると、解毒酵素の活性化をうながします。解毒酵素というのは、ウィルスなどが体内に入った場合、防御のために働く酵素です。イソチオシアネートは解毒酵素を活発化させ、殺菌効果もあるので、食中毒に予防にも効果的です。また血栓(血液中にできる塊)をできにくくして、血液がサラサラになる効果もあります。

イソチオシアネートは、アブラナ科の野菜に豊富に含まれており、なかでもケールが優れています。解毒作用や抗酸化作用がほしい人は、ケールがメイン材料の青汁と選ぶとより効果が高いですよ。

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